老後資金「2000万不足」について

こんにちは、ふじたです。

6月初めに金融庁が「95歳まで生きるには夫婦で2000万足りない」と発表しました。

だから資産運用したりしなさいと。

この発言に対してネットや街では怒りの声があったり国民の不安が増したりしました。

でも待てよと。

そもそも、この2000万という数字はどのようにして算出されて、本当に老後生きていくにはそれだけ必要になるのかと疑問に思う人なら感じたはずです。

ということで今回は、老後2000万不足について見てみましょう。

老後資金不足の根拠

数々の書類

金融庁が老後2000万不足しますと発表しましたがその根拠は一体どこにあるのでしょうか?

夫婦のみの年金受給額が1ヶ月21万円で計算されており、生活費は26万円掛かるから5万円足りないよね?

という考えから来ています。

つまり、現状では高齢者の夫婦が年金収入だけで暮らす場合に月5万の赤字になるということ。

計算をすると「5万円×12ヶ月×30年=1800万」となるので、約2000万円不足するということになります。

老後のことをしっかりと考えて計算していた人にとっては、2000万円では足りないとわかっていたことだとは思いますので、驚くことではないと思います。

ですが、そうではない人達にとっては「2000万円必要」と言われたら驚くでしょうね。

「老後は年金があるからなんとかなる」と国に依存した考えがあるわけですし、貯金も対してしていないわけですから当然です。

なので若い人であるならば、今からしっかりとお金のやりくりをして貯金をしたり、もしくは収入を増やしたりすることをした方が良いでしょう。

年金支給額が減少、2000万円でも足りない

わからないというアクションをする男性

上記では「2000万円不足する」と言いましたが、実際にはもっと足りない可能性が出てきます。

不足する金額というのは現在の状態での話なのです。

では今後さらに少子高齢化が加速して高齢者が増え、年金をもらう人が増えるとどうなるか。

年金制度の維持が難しいのに年金受給者が増えるということは、それだけ年金支給額が減らされるということ

例として、年金が5万円減額された場合を見てみましょう。

現状の不足分5万円に5万円上乗せします。

すると10万×12ヶ月×30年=3600万円になります。

つまり約4000万円不足することになりますね。

4000万円・・・みなさんこの金額を貯めれますか?

「大丈夫だ、問題ない」と言える人はあまりいないですよね。

そもそも3000万円以上の資産を保有している人も、全世帯に2割程度しかいないわけですから・・・。

年金支給年齢が遅れた場合には、さらに不足する

 

少ない硬貨

原則65歳から年金を受け取ることができるようになっていますが、これを遅らせ70歳から受け取ることも可能となっています。

そうすると国は、年金支給額を減らすことができます。

では仮に、無収入で年金支給を5年遅らせたとしましょう。

夫婦1ヶ月の生活費が26万円なので26万×12ヶ月×5年=1560万円

つまり不足分は「1560万円」となります。

さらに上記項目の条件と組み合わせた場合はどうなるかと言いますと、3600万円+1560万円=5160万円になります。

約5200万円不足することになります。

老後不足資金は2000万円不足どころではありませんね。

ちなみに5000万円の金融資産をもっている人は全体の1割ほどだそうです。

具体的な数字としてみるとわかりますが、ほとんどの人は確実に老後破綻することになります

年金が破綻したシナリオの場合

暗闇の背景と建物

破綻はしないという人もいますが、現実には年金支給が60歳から65歳になり、さらに資産運用をして自助努力を促すような発言までありました。

誰もが考えたくはないと思いますが、可能性は十分にありえます。

最悪なシナリオになりますが、本当に年金制度が破綻した場合には、どうなるのかを見てみましょう。

単純に計算すると26万×12ヶ月×35年=1億920万円になります。

1億円以上というと、一般市民が資産として持つことができないレベルの金額ですね。

さすがにここまでの状態になってしまったら政府はないかしらの対策をしてくるとは思います。

ですが、今の状態になるまで政府は無策できたわけですから、期待はしない方がいいですね。

まとめ

老後資金は2000万では足りない!!

ということです。

なので、貯めれる人は老後のことを考えて「老後資金」を貯めておきましょう。

以上です。

老後資金は2000万無くても大丈夫